歯をしっかり支えるために

歯を支える健康な歯茎のために
歯を支えている歯茎のケアも、丈夫な歯をキープするためには大切です。
歯茎の主な成分はコラーゲン。
コラーゲンはタンパク質の一種ですので、健康な歯茎のためにはタンパク質やビタミンをバランスよく摂取することが大切です。
タンパク質には 動物性のものと植物性のものがあります。
動物性たんぱく質は牛肉や豚肉といった肉類、卵のほかにも魚介類や乳製品といったものがあります。
植物性たんぱく質は代表的なものとして畑のお肉といわれる大豆、他にもジャガイモや白米、小麦粉にも含まれているのです。
また、たんぱく質の働きをサポートしカルシウムとたんぱく質をくっつきやすくしてくれる役割を果たすのがビタミンです。
特にビタミンCは、コラーゲン線維の再生を促す効果が期待できます。
果物に多く含まれるイメージがありますが、ブロッコリーやキャベツなど、野菜にも多く含まれます。
ビタミンには歯を強くする効果も
歯茎を強くするビタミンには、歯自体を強化してくれるものがあります。
ビタミンAが持っているのは、歯の表面のエナメル質を作る役割です。
にんじんやパセリといった野菜や、海苔、わかめなどの海藻類に多く含まれます。
カルシウムを効率よく吸収するために役立つのがビタミンDです。
ビタミンCは歯茎の形成とともに、エナメル質の下にある象牙質も形成します。
サンマやイワシ、鮭といった魚類、干しシイタケに多く含まれているのです。
同じシイタケでも、干していないとビタミンDの含有量が激減しますので注意しましょう。
日光に当てれば、30倍ほどに増えることが分かっています。
ビタミンが多く含まれている野菜など食物繊維の多い食材は、良く噛むことにもつながりますので、唾液の分泌を増やす役割も担っています。